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理学療法部門の紹介


理学療法の専門性を追求するために教育・研修、物品・機器の導入と管理、実習生受け入れと教育、資格取得・学術活動を通した助言・支援をします。

理学療法とは

理学療法:Physical Therapy 一般的に「PT」と略されます。
理学療法士という国家資格を有する専門職が提供するリハビリテーションの1つです。
「理学療法士及び作業療法士法」には『「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。』とあります。
また、理学療法士協会には『理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。』とあります。

当院の理学療法部門の内容

当院は、ケアミックス病院であるため、それぞれの病棟の特徴に合わせた理学療法を提供しています。

■ 運動器
整形外科手術前後のリハビリテーションを行なっています。またスポーツ外傷等の前十字靱帯再建術や腱板断裂など肩関節再建術、その他、高齢者の骨折の術後リハビリテーションも行っています。

■ 脳血管
救急病院などで脳血管疾患の急性期治療を行った後に、速やかに充実したリハビリテーションを提供し、ご本人の障害に合わせたリハビリテーションを行っています。

■ 呼吸器
慢性閉塞性肺疾患、肺炎、喘息、全身麻酔術後の肺機能低下などの患者様に対して、治療を行なっています。

■ 慢性期
長期入院が必要となる患者様に対して、季節感を感じられるレクリエーションに参加したり、排泄や食事など人としての尊厳ある療養生活が送れるように、生活に即したリハビリテーションを行っています。

■ 物品・その他
重心動揺の軌跡長や下肢の左右荷重検査が行える重心動揺計や拘縮予防の創傷治癒促進に使用可能な超音波治療器、下肢機能を補う各種装具などを取りそろえています。

理学療法部門の実績

資格
(2022年4月時点)
理学療法士(国家資格)66人(平均経験年数:8.7年目)
認定理学療法士(認定資格)16人
(内:運動器9人、脳卒中6人、呼吸1人、管理1人(重複))
臨床実習指導者講習会修了者(認定資格)19人
実習生
2021年度
臨床実習
(9校9名)
都立大学・北里大学・杏林大学・新潟医療福祉大学・東京医療学院大学・帝京科学大学・目白大学・帝京平成大学・関東リハビリテーション専門学校
評価実習
(5校5名)
国際医療福祉大学・埼玉医科大学・日本リハビリテーション専門学校・社会医学技術学院・順天堂大学
見学実習
(1校3名)
社会医学技術学院

学術活動(2019~2021年度)

2019年度
第7回日本運動器理学療法学会学術大会
「人工膝関節置換術後患者のデュシェンヌ現象を出現させる因子の検討」
「大腿骨内顆骨折術後に膝屈曲可動域制限を生じ、超音波療法と徒手的介入を併用して改善に至った一症例」
「HbA1c値及び糖尿病の有無がTKA術後の膝関節屈曲可動域に与える影響について」
「TKA術後joint line変化が術後伸展可動域及びextension lagに与える影響について」

第38回東京都理学療法学術大会
「側弯症を合併した両側内側型変形性膝関節症に対して片側TKAを施行した患者の術側支持不安定性の一考察」
「右大腿骨転子部骨折術後患者の歩行獲得に向けた取り組み」

第27回日本慢性期医療学会
「全身状態不良により長期入院となるも自宅退院を達成した症例」

第38回関東甲信越ブロック理学療法士学会
「大腿骨頸部骨折を呈したパーキンソン病患者に対する理学療法の検討について」

第8回西多摩南多摩ブロック学術集会
「再発性脊髄炎に対しステロイドパルス療法を施行対麻痺患者の歩行獲得を経験した一症例」

第5回地域包括ケア研究大会
「地域包括ケア病棟での効果的な退院支援のための3年間の取り組みと今後の課題」

東京都慢性期医療協会第25回事例発表会
「患者満足度向上につながる術後疼痛管理~当院における、CPMの運用・管理改善に向けて~」

第7回慢性期リハビリテーション学会
「腹部術後の体幹機能低下と中心性頸髄損傷による四肢麻痺を呈した患者の歩行自立に向けた取り組み」

第27回日本慢性期医療学会
「一般社団法人東京都慢性期医療協会リハビリテーション部会の活動報告とアンケート調査からの考察」

2020年度
第57回日本リハビリテーション医学会
「人工膝関節置換術前後における平行機能の検討」

第39回東京都理学療法学会
「大腿骨転子部不安定骨折術後に変形性膝関節症の疼痛が増悪し歩行困難を呈し歩行自立まで改善した一症例」
「脳出血後の脳浮腫改善前後で理学療法を自動的課題から能動的課題に変更し歩行見守りに至った一例」

第18回神経理学療法学会学術大会
「脳卒中患者の身体機能と麻痺側荷重率及び重心動揺が立位での下位操作に与える影響」

第15回東京都病院学会学術集会
「脳梗塞後重介助患者の在宅復帰に向けた取り組み」

第7回慢性期リハビリテーション学会
「球麻痺症状を呈したALS患者に対してLIC TRAINERにて歩行距離の改善が見られた症例」
東京都慢性期医療協会 第28回事例発表会
「大腿骨頚部骨折に不安定な血圧低下を合併した症例の安全な病棟内歩行導入への取り組み」

第28回日本慢性期医療学会
「当院介護療養病棟における離床回数向上に向けたリハビリスタッフの関わり方の検討」


2021年度
第40回東京都理学療法学術大会
「荷重調節付き下肢免荷装具と静的荷重練習の併用による荷重率への影響~シングルケースデザインによる検討」

第7回地域包括ケア病棟研究大会
「筋強直性ジストロフィーによる体幹機能低下の症例に対する地域包括ケア病棟での理学療法と集団体操の効果」

第63回全日本病院学会
「整形外科術後リハビリにおけるアクシデント予防を目的としたKYT活動のケンケン年数別の効果」

第29回日本慢性期医療学会
「医療療養病棟の活動機会の向上に向けた立位・歩行可能な患者に対する取り組み」

第9回運動器理学療法学会学術集会
「人工膝関節全置換術後における膝蓋骨高位の変化が術後早期の膝関節可動域・伸展筋力に及ぼす影響」

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