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TQMセンター


TQMセンターとは

永生病院では、2005年(平成17年)4月にTQMセンターを設立しました
TQMとはTotal Quality Management(総合的質管理)の略称で、TQMセンターは永生病院の医療の質を管理する部署です。

TQMセンターの主な活動

TQMセンターの主な活動は次の3項目です。
1.臨床指標による医療の質評価
2.委員会活動の活性化
3.第三者評価対応

1.臨床指標(CI)による医療の質評価

臨床指標(CI:Clinical Indicator)とは医療の質を具体的な数値として示したものです。
永生病院には多くの疾患を併発された高齢の患者が多いため、急性期医療の臨床指標のように、はっきりとした治療成績などを評価することは困難ですが、慢性期医療の質評価を意識した臨床指標の収集・評価を行っています。
また、2017年度より全委員会はTQMセンターの傘下となったため、多くの委員会でも活動の質を評価する指標の収集を開始しました。

2.委員会活動の活性化

永生病院では現在、24委員会が活動しています。TQMメンバーがすべての委員会に参加することは不可能ですが、新しい委員会を立ち上げる時はTQMセンターが中心となって活動を開始します。また、委員会活動の改善が必要な場合は、その委員会と相談して活動の見直しを行なったり、委員会活動の質を評価する指標の収集・評価や、委員会議事録の保管方法を決めたりなども行なっています。

3.第三者評価対応

永生病院は日本医療機能評価機構の病院機能評価を、1997年(平成9年)に東京都にある病院としては初めて、全国でも6番目に認定を受けており、その後も定期的に受審し、更新認定を受けています。この他にも日本慢性期医療協会の「慢性期医療認定病院認定審査」や日本精神科病院協会の「日精協版セルフレビューチェックシート平成28年度版」による評価も行っており、これら第三者評価受審時にはTQMセンターが中心となって活動を行ないます。
第三者評価の受審は、病院やその職員にとってはその度に大変ですが、第三者評価を受けなければ病院の体制や業務内容、マニュアルの見直しなどが自分達にやさしくなってしまい、一般的に行なわれているガイドラインなどの情報も反映されにくいなど、弊害も大きくなっていくことが危惧されます。
第三者評価が求める視点は高く、定期的な受審は病院の質向上を目指す良い機会であると考えています。

TQM センター構成メンバー

TQMセンターのメンバー
職種 部署
1 センター長 医師 診療部
2 副センター長 臨床検査技師 医療技術部 検査科
3 看護師 看護部
4 看護師 看護部
5 理学療法士 リハビリテーション部
6 理学療法士 リハビリテーション部
7 管理栄養士 医療技術部 栄養科
8 薬剤師 医療技術部 薬剤科
9 事務 サービス支援課
10 臨床工学技士 医療技術部 検査科

TQMセンター長のご挨拶

TQM(Total Quality Management)センターは、2005年熊本済生会病院や練馬総合病院での急性期医療の質管理を参考に回復期・慢性期病院で新たに立ち上げた総合的質管理を行う部署です。臨床現場での様々な臨床指標CI(Clinical Indicator)を設定し、また、各委員会での指標も運用し、臨床の場面や組織運営の改善を進めています。永生会・永生病院の理念「医療・介護を通じた、街づくり・人づくり・想い出づくり」にあるように、地域で安心して最後まで暮らしていけるよう地域包括ケアシステムをサポートできる職員、永生病院を利用された方々が、良い想い出づくりができる職員育成をTQMセンターも担っていきます。

TQMセンター長 飯田達能
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