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院長あいさつ



日頃は地域の皆様から南多摩病院に温かいご理解とご支援を賜り、誠に有難うございます。
当院は東京都指定の二次救急医療機関であり、急性期病院の立場から、医療法人社団永生会が目指す“街づくり、人づくり、想い出づくり”に、日々取り組んでおります。

当院では2020年1月に新型コロナパンデミックが発生した当初より、武漢市からの緊急帰国者への医療支援、大型クルーズ船への医師派遣、クルーズ船内コロナ陽性者受け入れ、発熱外来の設置運営、一般病棟のコロナ病棟への転換と陽性者受け入れ、東京都宿泊療養施設の運営と療養者の急変時入院対応、他事業所からのコロナ検査受託、市内医療介護施設のクラスター対応支援など、全職員が一丸となってコロナに対峙して参りました。
また、今年5月のコロナ5類移行後も、発熱外来やコロナ病棟での患者受入体制を堅持し、3年半を超えるコロナとの闘いを継続しております。

また当院では、コロナ禍の厳しい環境下にあっても、“諦めない急性期医療”、“断らない二次救急医療”をモットーに、救急患者受入体制を強化すると共に、病院救急車の24時間365日運用体制を確保して、在宅或いは施設入所中の高齢救急患者搬送や病院間搬送を行っております。
病院救急車には、高齢救急患者を住み慣れた地域で支えると共に、消防救急の負担軽減を図る効果がありますので、今後もスタッフを増員して病院救急車の運用を拡大し、病院間転院搬送にも積極的に関わって参ります。

また、地域包括ケアシステムを充実させるために、地域密着型病院が提供する在宅療養支援の重要性が指摘されています。そこで、訪問診療部の体制を強化すると共に、地域の医療・介護システムと緊密に連携し、地域の皆様が安心して入院療養から在宅療養へと移行して頂けるよう、引き続き取り組んで参ります。

さて、これまで八王子市の直営で行っておりました夜間救急診療業務は、2023年10月1日から、南多摩病院に引き継がれることになりました。診療科目は内科・小児科、診療時間は20時から23時まで(年中無休)となっており、医師・看護師等による医療・健康心配ごとの電話相談にも対応させていただきます。

南多摩病院では引き続き、八王子市、八王子市医師会、八王子市内医療介護関連施設、八王子消防署の皆様と緊密に連携し、地域急性期病院としての役割をしっかり果たして参ります。
今後も南多摩病院に変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


令和5年(2023年)10月

医療法人社団永生会
南多摩病院 院長
益子 邦洋


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