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南多摩病院総合防災訓練を実施いたしました


3回目となる南多摩病院総合防災訓練を実施いたしました

東日本大震災発生から8年を前にした平成31年3月9日、多摩直下を震源とする震度6強の地震が発生し市内いたるところで建物倒壊などの被害が発生、合わせて多数の怪我人が当院に押し寄せたことを想定した緊急医療救護所での傷病者受け入れ訓練を実施しました。
この日は院長はじめ当院職員90名余りと八王子市医師会、八南歯科医師会、八王子薬剤師会、などの医療関係者及び市や警察、消防の行政機関に加え、傷病者役として近隣住民や普段、当院を看護実習先としている創価大学看護学部の学生の方に模擬患者役として参加をしてもらい、総勢160人の訓練となりました。

南多摩病院は毎年、この時期に大掛かりな災害対応訓練を実施しており、今年で3回目となることから、訓練内容のレベルアップを図るべく症例カードのブラインド化や再評価により重症度に変化を持たせるなど、トリアージの難易度を高めました。また、メディカルスタッフの対応強化を図るために院内にロジ担当を配置し、救護所と院内をテレビ通話できる情報ツールを設置するなど、充実度を高めた内容にしました。また、当院職員の中で救護者として本番さながらの緊張感をただよわせる活動をした職員にベスト救護者賞を、また町会の方や看護学生の中から模擬患者として迫真の演技により訓練を大いに盛り上げてくれた方にベスト傷病者賞を贈りました。

訓練後の反省会では、訓練が意義あるものだったとの意見が、多くのスタッフから述べられました。また各エリアを担当してくれた職員からは、同時に多くの怪我人を受け入れる際の問題点や、実際の動きを通して浮かび上がった課題などが述べられました。
現実に災害が起こったときに、訓練の成果が本当に発揮されるためには、今回のような努力を続け、様々な問題点を少しずつ解決してゆくことが必要なため、当院では今後も訓練を重ね、不測の事態に備え機敏に対応できるよう、職員への啓発活動を継続して参ります。

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