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台風15号による災害に際し、病院救急車を活用した医療救護活動を行いました



令和元年9月の台風15号は首都圏、特に南房総に甚大な家屋被害と医療機能低下をもたらしました。
当院からは全日本病院医療支援班(AMAT)として、医師3名、看護師3名、救急救命士4名を病院救急車と共に富里市と館山市に派遣し、9月11日から14日まで救急外来・病棟業務支援、転院搬送支援、調整業務支援を行いました。
9月14日、安房地域の病院には転院搬送を必要とする4名の患者がいましたが医療圏内の病院はすべて満床で受け入れ不能でした。そこで航空自衛隊ヘリ(CH-47)を活用して広域医療搬送をおこなうこととなり、南多摩病院の病院救急車も病院から自衛隊立山基地までの患者搬送を支援しました。

災害派遣医療チーム(DMAT)、AMAT、自衛隊、消防など、官と民が連携し、病院救急車、自衛隊ヘリ、自衛隊救急車、消防救急車を活用して実施した今回の広域医療搬送は画期的な取り組みと言えます。

近未来に発生が危惧される首都圏直下型大地震に際しては、官民連携広域医療搬送が人的被害を最小限にくい止める戦略の1つとなりますので、当院では引き続き関係機関とも緊密に連携し、病院救急を活用した災害医療の取り組みを強化して参ります。

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