グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ

ホーム >  永生会ブログ >  シリーズ『永生会で働くリハビリテーションスタッフ』 Vol.3

シリーズ『永生会で働くリハビリテーションスタッフ』 Vol.3


Vol.3:訪問看護ステーションいるか 亀井ST(15年目)

【仕事の良いところ・仕事をしていて楽しいとき】
私は言語聴覚士(ST)として、永生病院回復期病棟で3年、南多摩病院で10年勤務し、
訪問看護ステーションいるかに異動して2年目です。
今年から永生クリニック訪問リハビリでも週1回、兼務しています。

病院との違いとして、訪問では在宅リハビリならではの「活動や参加」にアプローチできる良さを実感しています。
失語症の利用者様が、地域のサロンに参加されるようになったり、
胃ろうで栄養をとりつつお楽しみレベルの経口摂取を楽しんでいる利用者様が、
肺炎を起こさずご家族と旅行に行けたり。「住み慣れた地域での自分らしい暮らし」を支えるやりがいがあります。

一方、病院勤務のときと変わらない点も。
専門職としての自己研鑽や、多職種やご家族も含めたチームアプローチの積み重ねが、
利用者様の笑顔につながったとき、「この仕事をしていて良かった!」と感じます。
最近のエピソードとしては、難病の利用者様が、上手く発声できたときに「嬉しい」と仰ったこと。
研修で学んだ方法が役立ちました。
利用者様と家族様が希望をもって暮らす、その一助になれればと願っています。

【大変なところ】
訪問のため、運転と夏の暑さです。
とくに運転は、訪問に異動するまでペーパードライバーだったので、まだ新人レベル…!
ステーションの看護師さんやPT、OTさんに安全運転や熱中症予防のコツを伝授してもらっています。

また、STは摂食嚥下リハビリなどリスクの高い業務にも携わるので
在宅ではなおさら大変では?と、思われるかもしれません。
私の場合、病院勤務時代にリスク管理を集中的に学ばせていただいたことが役立っていて、
在宅リハビリでも大きな不安なく取り組めています。
様々な事業所で経験が積めてステップアップできるのは、永生会の良さだと思います。

【余暇活動(休日の過ごし方)】
子どもが小さいので、家族と一緒に公園で遊んだり、電車でお出かけしたりしてます。
写真は府中にある郷土の森公園のゴーカートです(コロナ禍前の写真なのでマスクしていません)。
もちろんここでも若葉マーク!

【今後の夢や目標について】
これまで多くの人に支えられて仕事も子育ても続けてこられたので、
少しずつ恩返しや恩送りができれば…と考えています。
今年から、各訪問看護ステーションや永生クリニック訪問リハビリに所属するSTの管理業務にも
携わるようになりました。
それぞれほぼ一人職場にいるSTが活きいきと働けるように、サポートの仕方を試行錯誤の日々です。
Zoom会議やLINEでの地域資源の情報共有、ときには会いに行って対面での相談も行っています。
永生会リハビリテーション部門は先輩スタッフの層が厚いので、
分からないことは助言を得ながら安心して管理業務にチャレンジできるのも有り難いです。

まずは自分が元気に仕事を楽しんで続けたい!と思っています。