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 シーティングとは「座位保持」や「椅子・車いす使用者の身体的ならびに社会的適合」などといわれています。適切な座位保持ができるようになることにより、以下の効果が期待されます。



※1 日常生活動作(ADL:activities of daily living)とは
食事、排泄、更衣、整容動作など、ひとりの人間が独立して生活するために行う基本的な、しかも各人ともに共通に毎日繰り返される一連の動作群のことをいいます。
※2 QOL(quality of life)とは
「生命の質」、「生活の質」、「人生の質」と複数の意味があり、状況によって使い分けられています。




   医療機関では日常生活動作やQOLの維持・向上、廃用症候群の予防のために離床が促され、車いすを必要とする患者さまは日常生活の大半を普通型車いすに座って過ごすことが多くなってきました。 また、介護保険制度により、在宅では、車いすがレンタルできる仕組みができました。しかし、個々の方の身体状況や生活環境にあった車いすを選定・適合するシステムはまだ整備されていないのが現状です。
 

 一般的に使用されている普通型車いすは、軽量で、移動しやすいようにできている移動用の椅子で、一時的に座ることを目的としています。しかし、小柄な方には大きく、調整可能な部分は、フットサポート(足台)の高さ調整のみで、身体の大きさに合わせることはできません。また、シートのたわみにより、身体が傾いてしまったり、殿部が前方に滑ってしまうことがあります。
さらに、座面に敷くクッションの使用を想定していないので、クッションを使用するとかえって、座りづらくなってしまうことがあります。
これらのことから生じる問題点として、以下の事項があげられます。

   適切な座位姿勢を保持するためには、身体状況と現在や将来の生活環境を評価した上で、その人にあった車いすや車いす用クッションを選択する必要があります。シーティング・クリニックでは、これらを踏まえ、リハビリテーションの療法士が医師、看護師、ケアマネジャー、福祉用具関連業者らの多職種の専門家と協業しながら、よりよい車いす選びの提案を致します。

 シーティング・クリニックは、永生病院、永生クリニック、介護老人保健施設イマジン、永生会の各訪問介護ステーション(とんぼ・めだか・ひばり・いるか)のいずれかの施設でリハビリをご利用されている方であれば、どなたでも受診できます。
 担当のリハビリスタッフにお気軽にご相談下さい。
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