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永生病院と医師臨床研修

永生病院は研修病院として研修医を受け入れています

 平成16年4月より、資格を取得した医師に、病院の現場で指導医の下、2年間の研修を義務づける「新医師臨床研修制度」が始まりました。
 この研修制度は、新人の医師が、地域の保健・医療・福祉の仕組みと、その中での医師の役割を理解することを目的としています。
 とくに、地域における様々な病気を早期に治療する初期診療(プライマリケア)を学び、その上で専門診療に進むことを重要視しています。
 研修医を受け入れる病院は一定の条件をクリアする必要がありますが、さらに、単独もしくは他の病院と連携した研修プログラムを作成した上で、研修医を全国から募集しなければなりません。
 永生病院は、八王子医師会と一体に作成した研修プログラムにおいて、『急性期・亜急性期・維持期リハビリテーション、地域リハビリテーションの実際を理解する』部分を担うことになりました。
 当院は「地域リハビリテーション広域支援センター」に指定されていることから、研修医にとって、地域リハビリテーションの実際を体得できる条件に恵まれている病院ということがいえます。
 現在、東京医大八王子医療センター、日本大学医学部付属板橋病院から年間10名程の研修生を受け入れています。

研修内容(概要)

1)回復期リハ病棟における臨床研修

 在宅復帰へ向けた自立支援を目的に、日常動作(ADL)の自立と介助量の軽減化を図り、家族支援(リハカンファ・説明)と在宅準備(家屋評価)を通して、平均在院日数70日で自宅退院を実現するというシステムを理解する。

 

2)整形外科病棟における臨床研修

 高齢者の骨折の頻度、その予防と治療(手術・リハビリ)、さらに、退院後のヘルスケアサービスと連携した、安心して在宅(居宅)生活がおくれる退院へ結びつける一連の取り組みを理解する。
 地域リハビリテーション支援センターに関する説明と当院の実績を知る。

 

3)一般病棟3A ・ B病棟における臨床研修

 在宅・施設からの肺炎等の急性期治療。
 急性期病院における急性期医療を脱した、あるいは、脱しつつある状態ながら直接自宅(居宅)生活が困難な患者を、入院にて病状改善安定化させる。また、リハビリによって介助量の軽減化を図り、退院先の環境を改善し、退院後のヘルスケアサービスと連携して、安心して在宅(居宅)生活がおくれる退院へと結びつける。結びつかない場合には、療養病棟へ転棟または転院となる。
 急性期病院の平均在院日数短縮の影響で、慢性期病院は重症化し、身体障害2級相当以上の患者が70%以上を占めるようになっている。回診への同行によって、以上の内容を理解する。

 

4)医療療養病棟における臨床研修

 急性期病院の平均在院日数短縮にて、直接自宅退院の困難なケースが増加。慢性期病棟へ、医療密度の高い重症化した患者さまが増加してきている。当院では一般病棟で病状が改善するも、医療区分2・3という重度の状態の場合には医療療養病棟に転棟し、離床を含めQOL改善を行っている実態を学ぶ。

 

5)介護療養病棟における臨床研修

 介護保険療養病棟の機能の説明。 在宅・居宅への支援、ショートスティ・維持リハビリテーション、サービス担当者会議にて、個別性のあるケアプランの実施について学ぶ。

 

6)訪問診療における臨床研修

 在宅患者さまに対する定期的な訪問診療の理解をベースに、訪問看護ステーション、調剤薬局、ケアマネジャー等の連携の実際、在宅での看取りの状況を同行して会得する。

 

 
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